冬になると黄色の色鮮やかなゆずがお店に並びはじめますね。
とっても良い香りのゆずに出会ったら、買って帰って、はちみつ入りのゆず茶をつくって常備します。
ゆずはビタミンCが豊富で、特に皮に多く含まれています。
ビタミンCには抗酸化作用があり、風邪などの病気に対する抵抗力を強める働きがあるそうです。
またゆずの香り成分であるリモネンは、リラックスを促進する効果も。
ゆずをお料理するだけで、癒やされるかも?
ゆずを切ってはちみつに漬けるだけの簡単ゆず茶もありますが、今回はひと手間かけて加熱するレシピをご紹介。皮までまるごと食べられるはちみつゆず茶を手作りして、寒い冬も家族みんなの風邪を防ぎましょう。
目次
材料
ゆずはできるだけ無農薬のものを。皮がきれいだとなお良いですね。
材料 | 分量 |
---|---|
ゆず | 3個(1個120グラム程度) |
きび砂糖 | 40グラム |
はちみつ | 40グラム |
作り方
STEP
ゆずを洗って横半分に切る
- ゆずは皮ごと使うのでよく洗い、へたをとる。
- 果汁を絞りやすいよう、横半分に切る。
- 種は使わないのでとりのぞく。
- ゆずの果汁を絞る。煮るときに使うので別にしておく。
STEP
実と皮の処理
- ゆずの実を取り出し、かたい繊維ははずしてみじん切りにします。
- ゆずの皮を薄く千切りにします。
- 千切りのゆずの皮:100グラム、ゆずの実:80グラム、果汁:80CC程度になりました。
STEP
ゆずの皮の下ゆで
- 千切りにしたゆずの皮のみを鍋に入れ、たっぷりの水で茹でます。
- 1度さっとゆでたあとお湯を捨て、再び水を替えてもう1度ゆでます。
これであくを落として苦味を軽減できます。
STEP
ゆずの皮と実を煮る
- 鍋にゆずの皮と砂糖を入れ、中火〜弱火で煮ます。
- 果汁とみじん切りした実を追加で入れて、水分が少なければ水を足します。
- とろみがついて、皮が半透明になるまで煮ます。
うちの家庭では、ヨーグルトに入れて皮まで食べるので、皮を柔らかめにしっかり煮ます。ここはお好みで。 - 火を止めてから、はちみつを入れます。はちみつを加熱しすぎないためです。
STEP
保存容器に移す
- 長期保存する場合:煮沸消毒した瓶に熱いうちに詰め、常温で冷まし、冷蔵庫で保存します。
- 少量をつくって、短期間で消費する場合は煮沸消毒までしなくてもOK!
ポイント
- はちみつを加熱しすぎないことで、はちみつの栄養はたっぷりそのまま。
- ゆずを切ってはちみつに漬けるだけの簡単ゆず茶もありますが、今回はひと手間かけて加熱するレシピですので、ゆずを皮ごと食べられます。
- お砂糖・はちみつとも控えめのレシピです。長期保存が目的でなければ、甘みは減らしても大丈夫です。長期保存して楽しみたい場合は冷凍保存をおすすめします。
ぜひお試しください!
ゆず茶の使い方
ゆず茶のホットドリンク
ゆず茶をティースプーン1杯、カップに入れてお湯を注ぎます。
寒い冬にピッタリのホットドリンクです。喉のケアにも役立ちます。
ゆず白菜
食べやすく切った白菜に、重量の2%の塩をふって、ビニール袋にいれて揉みます。
塩がなじんだら千切りのにんじんと細切りにした昆布、ゆず茶を入れてしばらく寝かせておきます。塩と昆布のうま味とゆず茶の風味で、おいしい浅漬になります。
食べる直前に水分を切って、召し上がれ。