ふんわり甘くてなめらかな口当たりの「栗きんとん」。お正月のおせちにかかせない一品です。
栗きんとんはそのあざやかな黄色から、金運がアップする縁起の良い食べ物とされています。
今回は簡単レシピのためクチナシを使っていませんが、クチナシ(山梔子:サンシシ)は漢方では冷えを改善しイライラやのぼせを抑える生薬としても使われているそうです。
このレシピでは市販の栗のはちみつ甘露煮を使うので、手順はとてもシンプル。ただし、さつまいもの裏ごしは少し力がいる作業。でもこのひと手間が美味しさの秘密です!
クチナシを使わずに色鮮やかな仕上がりにするには、安納芋など濃い色のさつまいもがおすすめです。今回のレシピは、圧力鍋で蒸すことで時短も実現しました。
手作りの栗きんとんなら、甘さを調節することが可能です。
さつまいもの甘さをいかしたい場合は、甘露煮のシロップを減らしてお好みの甘さでつくってみてくださいね。
材料
- 作りやすい分量、4人分です。
- 今回は安納芋など色の濃いさつまいもを使った簡単レシピのため、クチナシは使用していません。
材料 | 分量 |
---|---|
栗の甘露煮(瓶詰め) | 200グラム(栗の分量100グラム) |
さつまいも | 中サイズ(150グラム前後)3本 |
作り方
シロップ入りの甘露煮の場合
さつまいもを蒸す
- さつまいもをしっかり洗って、熱が通りやすいように3等分にする。
- 蒸し器で蒸す。オーブントースターなどを使って焼き芋にするとさらに甘くなるのでおすすめです。今回は時短のため、圧力鍋で蒸しています。
- 竹串がすっと通るくらいに柔らかくする。
さつまいもを裏ごしする
- さつまいもが熱いうちに、皮をむいて裏ごし器でこす。
- なめらかな口当たりにするためです。
裏ごししたさつまいもを鍋で煮る
- 裏ごししたさつまいもを鍋に移して、栗の甘露煮のシロップを半分程度入れて中火にかける。
- ゴムべらで混ぜながら、さらに滑らかになるまで焦げないよう弱火で煮る。
- カスタードクリームのような固さになったら火をとめて栗を入れる。
- 保存容器に移して出来上がり!
真空パックの甘露煮の場合
真空パックの甘露煮を使う場合:STEP3の手順で、まずはちみつ大さじ1と水大さじ3を鍋のさつまいもにいれ、中火にかけてさつまいもがやわらかくなるまで練りながら煮ます。
ちょうどよい固さになったら、栗を入れて出来上がりです。
こちらの栗の甘露煮が、今回のレシピと同量で使いやすいのでオススメです↓
まとめ
手軽に作れるはちみつ栗きんとんは、やさしい甘さとしっとりなめらかな食感が魅力の一品です。
栗の甘露煮を使うので手間が省け、さつまいもの甘さを引き立てるはちみつがアクセントに。蒸したさつまいもを裏ごしし、甘露煮のシロップとはちみつを加えて煮るだけの簡単な手順で、特別感のある仕上がりになります。
ぜひこのレシピで、手作りの温かみを感じられる美味しい栗きんとんを楽しんでください!金運もアップするかも?
ぜひお試しください!